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令和6年 司法試験 短答式 刑法 第4問ア 解説

問題

次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し、正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。 ア.医師ではない甲は、女性Aに対し、医学的に必要とされる措置を採らず、身体に重大な傷害を生じさせかねない危険な方法で豊胸手術を行った。Aが豊胸手術に伴う身体傷害についてあらかじめ承諾していた場合、甲に傷害罪が成立することはない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
被害者の承諾があっても、承諾を得た動機・目的、傷害の手段・方法、損傷の部位・程度等に照らして社会的に相当といえない場合には違法性は阻却されず、傷害罪が成立し得る(最決昭和55年11月13日)。

結論

選択肢2(誤り)が正しい。被害者の承諾があったからといって当然に傷害罪の成立が否定されるわけではなく、判例は承諾の有無に加えて行為の目的・手段の相当性等を総合的に考慮して違法性阻却の可否を判断しており、本問のような無資格・危険な方法による施術には承諾があっても傷害罪が成立し得る。

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出典:法務省「令和6年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。