令和4年 司法試験 短答式 憲法 第7問イ 解説
問題
憲法第22条と海外旅行の自由に関する次のアからウまでの各記述について、bの見解がaの見解の批判となっている場合には1を、そうでない場合には2を選びなさい。
イ.a.海外旅行の自由は、移転の自由に含まれる。b.日本国の主権から離脱する自由として海外に移住し国籍を離脱する自由と、日本国の主権の保護を受けながら一時的に日本国外に渡航する自由とは異なる。
- ①bの見解がaの見解の批判となっている
- ②そうでない正解
解説
要点
海外旅行(海外渡航)の自由の根拠を22条1項(移転の自由)に求める説と22条2項(外国移住の自由)に求める説の対立を整理し、bの主張がどちらの説に対する批判なのかを見極めること。
結論
選択肢2が正しい。bの見解は「国籍離脱を伴う永続的な海外移住」と「一時的な海外渡航」を区別する話であり、これは22条2項の「外国移住の自由」に一時的渡航を含めることの当否に関わる指摘であって、aが依拠する22条1項の「移転の自由」説そのものへの批判にはならない。
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出典:法務省「令和4年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
