平成28年 司法試験 短答式 憲法 第11問イ 解説
問題
憲法の規範内容が踏みにじられたり不当に変質させられたりしないようにする様々な国法上の工夫は,広く「憲法の保障」と言われるが,その代表的な方法や考え方に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.抵抗権は,政府による権力の濫用によって立憲主義秩序が破壊された場合に国民がそれに反抗する権利とされるが,実力の行使を伴う危険なものであるから,権利として実定法化することは不可能である。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
抵抗権は実定法上の権利として明文化された例(憲法典・州憲法等)が現実に存在するため、「実定法化は不可能」という命題は誤り。ただし実定法化した場合に抵抗権本来の超法規的性質を失うのではないかという理論的問題は別途議論される。
結論
選択肢2が正しい。抵抗権を実定法上の権利として規定することは理論上も実例上も不可能ではなく、現に外国の憲法典に抵抗権を明文化した規定が存在するため、記述イは誤りである。
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出典:法務省「平成28年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
